スコープ3算定、カーボンフットプリント、ウォーターフットプリント、 サプライチェーンリスク評価を支える国産LCAデータベースです
IDEA v3は次のような特徴を持つ日本の統計等から開発されたLCAデータベースで、日本のカーボンフットプリント施行事業その他多くのプロジェクトで利用されています。
- 全データセットを「日本標準産業分類」を中心とした分類コード体系で整理し、日本国内の全ての事業における経済活動を、データセット数4800以上の解像度で網羅的にカバーしています
- GHGや酸性化、オゾン層破壊、水資源、土地利用等の170以上の基本フローで主要影響領域をカバーし日本の影響評価手法LIME2へ対応しています
- ほとんどのプロセスは、 gate to gate型の単位プロセスとして提供され、高い透明性を誇ります
高い網羅性と解像度
IDEA v3 は日本国内のほぼ全ての事業の経済活動を網羅的にカバー(一部サービスを除く)し、日本標準商品分類を元にした4800以上のプロセスからなる、非常に高い解像度を誇ります。つまり、IDEAをバックグラウンドデータベースとして用いた場合、なにかしら該当するプロセスが存在することになります。
幅広い環境負荷物質
対象とする環境影響領域は、地球温暖化、酸性化、オゾン層破壊、都市域大気汚染、鉱物・化石資源消費、人間毒性、生体毒性、富栄養化、水資源消費、土地利用等があり、各影響領域に関する基本フローが準備されており、LCAで対象とする主要環境影響領域を広くカバーしています。
様々な提供形式
IDEA v3 は、上流遡及を行い原単位化、環境影響評価結果があらかじめ計算されたExcel版と、MiLCA、SimaPro、Open LCAといったLCA専用ソフトウエアを使用した場合には、単位プロセス同士がリンクした透明度が非常に高い形でもご利用いただけます。他のソフトウエアやフォーマットについても順次対応を進めています。
ライセンスと価格
IDEA v3 をご使用いただくには、お客様の使用目的にあったライセンスを入手していただく必要があります。お客様に最適なライセンスの選択には、弊社までお気軽にお問い合わせください。
(※)持分法適用会社、一部上場企業は除きます。
IDEAの著作権
IDEAデータベースは、日本国内外の著作権及びその他知的財産権に関する諸法令及び諸条約によって保護されています。国立研究開発法人産業技術総合研究所および一般社団法人産業環境管理協会が著作権その他の権利を保有しています。使用者は、権利者の財産権はもとより人格権を傷つけることがないように、また、権利を侵害しないように使用しなければなりません。
TCO2株式会社は産業技術総合研究所と一般社団法人 産業環境管理協会と契約を締結し、IDEA v3の販売を行っています。