LCA(Life Cycle Assessment)で製品のライフサイクル全体の環境影響を分析すると、製品の特徴(材料や性能等)と環境負荷の関係性、ライフサイクル段階と様々な環境側面間のトレードオフといった、製品にかかわる環境影響の全体像を、定量化された数字で把握することができます。
当社では、国内外の研究機関様、大企業様より数多くの依頼を受け、算定実績を重ねてきており、そのノウハウを活かしてお客様のご事情、目的にあったLCAコンサルティングを行っています。
スクリーニングLCAの実施
ニーズ
- 自社製品のライフサイクルの中で、最も大きな影響がある部分を、短期間で、コストを抑えながら把握したい。
実施内容
- 二次データ等を多用したデータ収集を行い、限られた時間の中で、スピーディに低コストで算定を実施します。
- スクリーニングLCAでは、環境影響のホットスポットのうち、最も重要な箇所の把握ができます。
単一製品のフルLCAの実施
ニーズ
- 自社の提供する一連の製品の基準となるようなLCAを実施し、環境パフォーマンスに関する課題や結果に影響するパラメーターを把握したい。
- スクリーニングLCAだけではカバーしきれない部分について、より精緻に知りたい。
- 顧客から、自社の製品についてより正確で包括的な環境パフォーマンスについての情報を求められており、その要求に対応していきたい。
実施内容
- ISOに準拠した包括的なLCAを実施します。
- クリティカルレビューを受けられる書式でLCA報告書を作成します。
- 同類の製品の事例について文献調査を行い、結果の妥当性の比較検討を行います。
複数製品の比較LCAの実施
ニーズ
- 製品間で比較を行い、自社製品の環境パフォーマンスに焦点を当てたマーケティング等で結果を使用したい。
実施内容
- ISOに準拠した比較主張を行う場合の、対象システムの同等性の評価、データ品質に関する評価、感度分析、不確実性分析といった多くの追加要件に対応します。
- 算定結果を一般に開示することを意図する場合には、利害関係者をパネルメンバーに含むクリティカルレビューの実施が必須ですが、このような要件に対応します。
LCA実施の支援
ニーズ
- 自社内でLCAを行いたいが、最初の製品の算定でつまずかないように、そのスタート時に的確な支援が欲しい。
実施内容
- 御社を訪問あるいはオンラインにて、時間を区切った上で、手を動かしながら、御社内で1製品目のLCAが実施できるようにアドバイスや作業を行います。
LCA実施体制構築の支援
ニーズ
- 自社内でLCAを実施する体制を構築したい。
実施内容
- LCA実務者となられる社員様に対してLCAの基礎的なトレーニングを提供します。
- LCAを実施する意義等について、社員様やサプライヤーに対して、LCAの方法論、意義等についての教育を提供します。